フットパス
フットパスとは「歩くことを楽しむ小道」という意味で、イギリスが発祥地。最上川の美しい自然や川沿いの観光スポットをつなく小道として複数のルートが用意されています。
フットパス長井
10のルートの中でもおすすめは「木蓮川の道」。中心部を流れる中小の水路を巡るコース。伝統ある醤油屋の工房に引き込まれた「醤油屋の入水」や、かつて野菜を洗うなどした「昔の洗い場」など、由緒ある場所を訪ねることができる。また、最上川ルートは、最上川と置賜白川の合流点を通り、置賜白川沿い上流の白川橋のたもとの河畔林の中の木道をめぐる。水量などの条件が整えば、置賜白川を横断できる飛び石もある。
■問い合わせ 長井市商工観光課 0238-84-2111
フットパス白鷹
1694年(元禄7)まで、米沢藩の最上川舟運を妨げたのが岩場の広がる黒滝という難所で、急流や浅瀬も大きな障害となっていた。米沢藩の豪商・西村久左衛門は、私財を投じこの黒滝を開削。置賜の未来を拓いた。難工事の跡を、いまも黒滝橋の下に見ることができる。フットパス白鷹では黒滝開削記念碑から黒滝橋の下を通り、つぶて石までの約700mが、ルートに組み込まれている。川岸に設置された木道を散策したり、黒滝の堅い岩盤に下りて川の水にふれたり、最上川の歴史と自然を満喫できる。
■問い合わせ 白鷹町産業振興課 0238-85-2111
フットパス寒河江
市の南側に位置する高屋・島・皿沼の3つの集落にそれぞれコースが設置されています。自然豊かな道や景色、街なかの旧跡や名所をたどる最上川フラワーコース、最上川ふるさと総合公園と最上川寒河江緑地を結ぶ川沿いの小みちを散策する最上川桜コースなど7コースがある。■問い合わせ 寒河江市建設課 0237-86-2111
フットパス大江
国道287号線沿いの道の駅おおえがある最上川河畔には、多くの観光施設がある。道の駅おおえ、温泉保養施設のテルメ柏陵健康温泉館、観光ヤナ、水辺プラザ、そして最上川河畔にはフットパス大江が整備され、散策を楽しむことができる。■問い合わせ 大江町建設水道課 0237-62-2116